エアコンクリーニングの必要性や料金の相場について

エアコンクリーニングは、健康や節約のためにも夏冬の使う前に行っておくことがおすすめです。必要になる時期直前だと、東京や横浜などの人が多い場所では希望する日時で予約できない可能性もあります。

エアコンをこまめに掃除するという人もいますが、内部まで掃除するのはなかなか難しいものです。しかし、エアコンは使っていると内部まで汚れてしまいます。内部が汚れていると、エアコンの空気を吸い込む力や吹き出す力が弱くなったり、余計に電力消費してしまうなどのデメリットが出てきます。

そんなデメリットを解消するためにも、業者に頼んで内部まで綺麗にしてもらうエアコンクリーニングがおすすめです。

エアコンクリーニングはなぜ必要?

エアコンクリーニング 横浜

エアコンクリーニングの必要性とは、様々な点が挙げられます。内部が綺麗になることによってフィルター掃除だけではない、細かな埃なども取り除くことができます。こまめに掃除していても、喫煙者がいるならタバコのヤニ、キッチン近くに設置しているのなら油汚れなどの汚れがついてしまいます。

放っておくとエアコンの効きが悪くなってしまうだけではなく、空気をよりたくさん吸い込もうとしたり、冷暖房調整にエネルギーが使われ電気代が高くなります。汚れが減ればエアコンに負担が少なくなり、効率的に空気を循環させることができるようになります。結果的に、余計な電力を使わなくなるため電気代が減ります。

汚れたエアコンの空気は体調にも悪影響です。内部の湿気でカビが発生してしまうと、風といっしょにカビの胞子が撒き散らされアレルギーの原因になります。健康で合っても健康被害の原因になってしまうこともあります。きちんとエアコンクリーニングをしていれば、カビの発生を抑えることができます。

内部の汚れは、悪臭や故障の原因にもなります。カビ・埃・ヤニ汚れ・油汚れは悪臭の原因になってしまい、使い続けるとより悪臭が酷くなるという悪循環に繋がります。これは故障の原因にもなるため故障で買い換えるよりも、こまめにクリーニングした方が結果的にお得です。

エアコンクリーニングをするタイミングやおすすめの時期

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エアコンクリーニングをするタイミングとしては、使用しない時期に行うことが良いとされています。具体的なおすすめの時期は、エアコンクリーニング業者が忙しくない時期だと余裕を持って依頼できます。

一般的にエアコンを使い始める夏冬を迎える時期になると、クリーニングを行うというケースが多いです。気持ちよく使いたい、試しに動かしたら嫌な匂いがしたという理由で依頼が殺到します。同じ時期に始めると当然業者が忙しくなるため、なかなか予約が取れなくなってしまうということも考えられます。

つまり、この時期がエアコンクリーニング業者の繁忙期となっています。逆に言えば、この時期をずらして依頼すれば、簡単に依頼できるということでもあります。

おすすめの時期は、エアコンを使っていない4?5月、9?10月がおすすめです。この時期であればキャンペーンなどのサービスを行なっていたり、料金が安くなる傾向もあるため節約にもなります。

避けたい時期は、本格的な夏を迎える前の6月から8月にかけてです。この時期は除湿としてエアコンを利用する家庭も多く、使い始めたら悪臭がしたなどの理由で依頼が多くなる時期です。

東京や横浜などの人が多い場所では、依頼者が多いことで希望する日時で予約ができないこともあるため注意が必要です。

エアコンクリーニングは自分でもできる?

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エアコンの通常の手入れとしてフィルター掃除を行っているという人も多いですが、内部も自分で行いたい場合にはできる範囲でクリーニングすることがポイントです。

自分で行える範囲としては、フィルターと外から見える部分だけが行えます。エアコンのコンセントから電源プラグを外してから掃除を行います。

フィルターをクリーニングするときには、付着している埃を掃除機で除去します。本体の上部やパネル裏などの埃も掃除機で吸い取ります。フィルターを外したら、床に敷いた新聞紙などの上に載せてその上から掃除機のブラシノズルで埃をしっかり吸い取ります。表面から吸い取ることがポイントです。

日頃の手入れであれば掃除機で吸い取るだけでも十分ですが、2週間に1回は水洗いのが理想的です。フィルターの裏側からシャワーを使って水圧で水洗いして、細かい埃が残っていたら柔らかいブラシに台所用洗剤を少量つけて優しく落とします。タオルで水気をしっかり拭き取り、完全に乾かします。

吹き出し口や内部はハンディモップを使って汚れを除去します。細かいところをいじると故障の原因になるため、表面をさっと拭き取る程度で止めることがポイントです。

エアコンの内部奥は自分で掃除してしまうと、壊れてしまう可能性があります。汚れが酷い、カビの匂いがするという場合には、専門の業者に依頼することが大切です。

エアコンクリーニングをしない場合のデメリット

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エアコンクリーニングをしない場合のデメリット

エアコンクリーニングをするのは面倒ですが、しない場合の方がデメリットが大きいと考えられます。

エアコンクリーニングしないと内部の埃やカビが、吹き出します。目に見えない細かな汚れは体内に入ると、咳や喉のイガイガなどの症状を引き起こす原因となります。また、アレルギー症状の原因になってしまったり、体が弱っている人や高齢者、乳幼児の肺炎につながる可能性もあるほか、呼吸器系の不調の原因になったりもします。

フィルターに汚れが溜まると、エアコンの効きが悪くなり室内が涼しくなりにくくなることで設定温度を下げてしまうことも多く、電気代が余計にかかります。設定温度が下がればエアコン内部が冷やされて結露の原因になり熱交換器の部分が汚れやすく、フィンの部分が汚れていると水分が排出されずに溜まっていきます。水分の排出が追いつかなくなると、水漏れをしてしまいます。故障の原因にもなるため、そうなる前にエアコンクリーニングをしておくことが無難です。

故障しやすい状態が続くと、エアコンの寿命を縮めることにつながってしまいエアコン自体の消耗することで、買い替えの時期を早めます。

せっかく購入してもすぐ壊してしまってはお金の無駄遣いになるため、エアコンクリーニングをきちんと行って長く経済的に使うことが大切です。

エアコンクリーニングの頻度を抑えるコツ

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エアコンクリーニングは費用を考えると年に何度も行うことが難しいため、頻度を抑えるようにエアコンを使うということが重要です。

頻度を抑えるコツとしては、クーラーの使用後は一時間程度の送風運転を行います。冷房や除湿を使用すると、空気から出た水分が内部に溜まって湿気が高い状態です。そのまま放っておくとカビの原因になってしまいますが、送風機能を使うことによって内部を乾燥させることができます。

内部が乾燥すればカビを抑えることができ、クリーニングの頻度を減らすだけではなく、カビの胞子を部屋の中に撒き散らすことを防げます。エアコンの機種によっては運転後に自動で送風運転をする機能がついているものもあるため、エアコンを購入する場合にはその機能があるかどうかもチェックした上で購入することもおすすめです。

日常的にフィルター掃除を行うことも大切です。フィルターが汚れていると内部も汚れが溜まりやすくなります。こまめに行うことで内部の汚れを防ぎます。最低でも2週間に一回程度は行うように心がけます。

部屋の換気を行うのもポイントとなっています。定期的に空気を入れ替えることで、部屋の中の埃などの量を減らすことができて、結果的にエアコン内部に侵入する埃の量も減らせます。

他にも、使用していない時期にも月に一回程度送風機能を使うことで、悪臭などを予防できてクリーニングの頻度を抑えることにつながります。

エアコンクリーニングの相場は、一台あたり7000円?10000円程度となっています。また、機能によってはそれよりも料金は高くなることもあります。何度も行うと費用が負担になってしまうため、それを避けるためにも掃除などをこまめに行うことが大切です。